全国実通信 第21号 2013年10月6日

打ち破ろう分断!取り戻そう団結!
民族差別・排外主義と入管体制を打ち破り 全世界の労働者は団結しよう!
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第21号 2013年10月06日
発行 外登法・入管法と民族差別を撃つ全国実通信
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連絡先:東京都港区新橋2-8-16 石田ビル4階
zenkokujitu@yahoo.co.jp http://han-nyuukann.net/
郵便振替口座 00190-9-560969 口座名:全国研究交流集会実行委員会
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tuushin21.pdf

今号の内容
◆国際連帯の前進で労働者集会に勝利しよう・・・・・ 2
◆チャーター機による強制送還に抗議!・・・・・・・・・ 3
◆「南営洞1985」を観て ・・・・・・・・・・・・・・・・・4
◆オリンピックは全面的な階級戦争の始まりだ・・・・ 5
◆クルドっこ演劇 つらいけど日本で生きていく・・ 6
◆入管動向 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8

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全世界の労働者と団結し  「生きさせろ」の大反乱を
今年もデモをやろう!

今こそ闘う労働組合を全国の職場に!
11・3全国労働者総決起集会
11月3日(日)正午 東京・日比谷野外音楽堂

11・4労働者国際連帯集会
11月4日(月)午後1時開会 ビデオ上映
千葉商工会議所第1ホール(千葉中央ツインビル2号館14階)

上:銀座をデモする在日・滞日外国人と仲間たち
下:壇上に勢揃いして発言する滞日外国人

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安倍政権の改憲・TPP・民営化・解雇自由・非正規職化の攻撃とめよう! 反原発・反失業!

国際連帯の前進・拡大で勝利しよう

すべてのみなさん!
全世界で、資本主義・新自由主義が大破綻を開始しています。全世界で大失業と全面的な民営化・非正規職化と戦争攻撃が労働者階級に襲いかかっています。これに対して労働者階級も不屈の反撃に立ちあがっています。エジプトで、トルコで、アメリカで、ブラジルで、韓国で、中国で、ヨーロッパで世界のいたるところで労働者の決起が続いています。日本でも超反動安倍政権が、これまでのあり方を根底から覆す戦争と改憲の攻撃を次々に繰り出し、労働者人民の命と生活の破壊しようと襲いかかっています。
安倍政権は、「東京オリンピック」をテコにフクシマを切り捨て、解雇自由の「戦略特区」で労組破壊と総非正規職化、原発再稼働と改憲・戦争に突き進もうとしています。
日本全国で鉄道事故が多発し、北海道や四国ではレールの異常、橋梁の不備などが明らかになってきています。人員削減と外注化・子会社化により鉄道業務が寸断され、線路や車両の検査・補修もできなくなり、安全が完全に崩壊していたのです。まさに分割・民営化の行きついた姿をさらけ出しています。
韓国でも8月31日、大邱駅でKTX列車2本とムグンファ号の3重衝突事故が起きました。この事故は鉄道公社が技術も経験もない代替人員を投入したために引き起こされました。まさに安全より金もうけを優先する資本と国家の姿が鮮明に突き出されています。
外注化・非正規職化と闘う全世界の労働者とともに11・3労働者集会をかちとりましょう。
安倍首相は9月26日、国連演説でシリア情勢に関連し、「難民支援のために6000万ドル(約60億円)を援助する」と打ち出しました。「積極的平和主義」で国連安保理常任理事国入りをもくろむ安倍首相は、日本国内の難民申請者にはチャーター機による強制送還という暴力的な蛮行を行いながら、「難民支援」などとよく言えたものです。シリア情勢は隣国トルコに波及し、その結果クルド人が難民化して日本にもやってきています。
今、日本の入管体制は危機にあります。09年入管法改悪以来推し進めてきた入管攻撃が破綻しているからです。新自由主義的政策として「高度人材ポイント制」とか留学生20万人計画、高度医療優遇政策等を推し進めてきましたが、何一つ日帝の思うようにはいっていません。さらに出入国審査の切り札として打ち出された顔認証制度も結局精度の問題があり、導入を取りやめました。
来年の通常国会で外国人永住権を3年で認可するよう入管法の改定を画策し、同時にテロ対策を名目に日米の指紋情報を共有化するために「重大犯罪防止・対処協定(PCSC)」締結に合意し、法案の成立を目指しています。
7月6日に強行されたチャーター機によるむりやり送還は、その後の追跡調査で、その非人間的蛮行が暴露されています。チャーター機による強制送還阻止を労働者の力で実現しましょう。
日本で生きるすべての在日外国人、滞日外国人とともに11・3労働者総決起集会、11・4労働者国際連帯集会の成功をかちとろうではありませんか。
(写真 8・5全原発廃炉に!世界大会に駆けつけた韓国の投機資本監視センター共同代表イデスン氏)

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チャーター機による強制送還に抗議!

牛久入管収容所問題を考える会  田中 喜美子

7月6日、法務省・入国管理局はフィリピン人75名に対しチャーター機による一斉強制送還の暴挙を行った。
7月5日、東日本入国管理センター(牛久入管)では消灯時間後の夜10時20分過ぎから入管職員によるフィリピン人に対する一斉強制送還業務が始まった。ひとつのブロックに対して20~30人の乱闘服の職員がなだれ込み、狭い居室から抵抗する被収容者を引きずり出した。
あまりの陣容に圧倒され無抵抗のまま退去に応じた者もいたが、「自分には日本に家族が居るんだ!」と抵抗したために両手、両足を2人の職員に挟まれ担ぎ出された者、その場で手錠をかけられた者、同室の強制送還に同じく抵抗した同房者は体を壁に打ち付けられた。「日本に荷物や財産がある」と言った者に入管職員は「そんなの関係ない!お前は帰させられるんだ!」と言い放った。どうあっても帰るわけにはいかない!と抵抗したある方はスタンガンを当てられ気絶、翌朝まで懲罰房に転がされていた(入管側はスタンガンは装備品にない!と認めてはいない)。このような乱闘劇が深夜12時頃まで続いた。目撃した同房者達の中にはPTSDを引き起こした方が少なからずいます。

翌朝、牛久入管からは28名(うち女性2名)のフィリピン人が成田に連行された。機内において女性と子どもは離れた席に座らせられ、男性はフィリピン領空までは手錠をかけられたままでトイレのドアも半開きのまま。
フィリピン領空で仮放免不許可の書類を読み上げる、という不法も行われた。無一文のまま帰された者も多く、マニラ到着後はフィリピン政府による軽食の差し入れ、出身地までの旅費の支給もなされた。帰るところがない方は保護施設が滞在先となった。

後日、強制退去者に対するフィリピンでの聞き取り調査によると多くの方が強制送還のショックから立ち直れないでいる、仕事が見つからず、生活の目処が立たない、20年以上も日本にいたため、出身地に戻れないでいる等々が、強制送還のやり方そのもののひどさと共に報告されています。

昨年後半以来の面会事情の悪化はチャーター機による一斉送還のための地ならしであり、現在、個々の無理矢理の強制退去が再び頻発していることを考え合わせると入管体制のより踏み込みがなされていると思われます。
牛久入管収容所問題を考える会は当局に対する申し入れ、何よりも面会行動をやり続けることによって被収容者とつながり続け、入管体制そのものに対決していきたい。
外国人に対する新たな在留管理体制=在留カード制に対し、仮放免中の難民申請者や非正規滞在者の新自由主義体制下での存在そのもの、闘いは在留管理を食い破る闘いそのものです。「労働者に国境はない!」国際連帯で応えよう。

(写真 SYI(収容者友人有志一同)の呼びかけで8月30日、品川入管にデモ。炎天下、チャーター機による強制送還に対する抗議のデモをかちとり、東京入管局への申し入れ行動も行った。この行動に先立ち、SYIとともに7月17日には、法務省に対する抗議スタンディングと申し入れ行動を行った)

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映画「南営洞(ナミョンドン)1985」を観て

この映画は、1980年代のチョンドファン軍事独裁政権下の韓国で「民主化運動青年連合」(民青連)の議長として活動した故キムグンテ氏が、自ら体験した凄惨な拷問の様子を綴った手記に基づいて制作された(キム氏は2011年暮れ、拷問の後遺症で死去)。昨年11月、釜山国際映画祭で公開されるや熱い反響を呼びその後一般公開された。
日本では、拷問の実体験者であり再審無罪をもとめて闘う在日韓国人政治犯の方々を中心に上映実行委員会がつくられ7月6日関西、7日東京で上映会が開かれた。
舞台は1985年9月、ソウル南営洞にあった対共分室。「反共=国家安保」を名目とした反政府活動弾圧機構の中枢だ。中央情報部(後の安全企画部、現在の国家情報院)の「南山(ナムサン)」、国軍保安司令部の「西氷庫(ソビンゴ)」と並んで、拷問をこととする公安警察の代名詞として恐れられていた。
1980年5月光州(クワンジュ)蜂起の後、学生活動家たちは工場に「偽装就労」するなどして労学連帯を模索しつつ反独裁・民主化闘争を推し進めていた。そのリーダーであったキムグンテ(役者はパクウォンサン)が捕らえられ、南営洞の地下室で22日間にわたって凄惨(せいさん)な拷問にかけられた。地下組織の存在をデッチ上げ「民主化運動は北朝鮮の工作によって企てられている」と描き出して運動をつぶすためにウソの自白を引き出すことが目的だった。そのために「拷問技術者」李根安(同じくイキョンヨン)が呼ばれる。笑みを浮かべ口笛を吹きながら楽しむかのように拷問を行い、半年後や一年後に死ぬように痛めつけるやり方さえ心得ている。
映画は22日間に地下室で行われた凄惨な拷問の様子を描き続ける。上映前に舞台上で作品解説をした金元重(キムウォンジュン)さんが「下っ腹に力を入れてご覧下さい」と注意までしてくださった。目を背けたくなる、思わずうめき声が漏れてしまうるほど過酷なシーンが続く。しかし、作品が進むほどに目が離せなくなり、食い入るように見てしまった。この映画の「重さ」そのものに目を背けず向き合い、苦しみ、怒ることがまず必要だ。
過酷な拷問の当事者が数多く存在していることを自覚したうえであえて書くが、この映画を見ていると徐々に不思議な感動がこみ上げてきた。拷問は凄惨極まりなく過酷だが、勝ったのはやつらではなく労働者人民の側だ。拷問によって奴らが手に入れようとしていたのは、真実や真理ではなく虚偽・虚構である。ウソとデタラメ、裏切りと分断、人間性の徹底した破壊によってしか支える事ができない、虚構の上に立つ体制は滅びるのだ。韓国の労働者人民は、そのことを実証した。そして今も全世界的な新自由主義との闘いの先頭に位置している。そして動労千葉労働運動が、強固な国際連帯をつくり出している。
余談になるが、光州蜂起から33年目を迎えた今年の5月、光州の闘いの場にいたという人物と言葉を交わす機会があった。「あの時は、断片的な報道以外に伝わってこない中でテレビニュースに映し出される映像を毎日見ていた。あのころ私たちは、この闘いにどうやって応えていくかということばかり考えて闘っていた」というようなことを話したのだが、「日本でそうやってあの闘いに注目していた学生たちがいたことを初めて知りました」と、彼もまた感慨深げであった。
先日、同監督の作品でイキョンヨン(本作の拷問技術者役)が準主役を演じている映画『ホワイトバッジ』を見た。ベトナム戦争を批判した見応えのある作品だった。
(東京 栗山 明)

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オリンピックは全面的な階級戦争のはじまりだ

7年後の日本も世界もどうなっているか、全く予測できないのが新自由主義末期の帝国主義の現状だ。福島を圧殺する安倍政権の開催宣言を許さず、オリンピック開催を阻止しよう。
ブエノスアイレス(アルゼンチン)で安倍首相は、「福島第一原発の状況はコントロールされている。東京にダメージを与えることはない」「汚染水の影響は原発の港湾内0・3平方㌔メートルの範囲内で完全にブロックされている」「健康問題については今までも、現在も、そして将来も全く問題ない」と言い放った(!)。100%、200%のデマ! 絶対に許せないウソ八百であり、歴史的な暴挙だ。1日300㌧もの汚染水が太平洋に垂れ流され続け、このまま行けば数年後には北太平洋が汚染されるという試算さえ出されている。(9月16日の台風18号による大雨で福島第一原発から1130㌧もの汚染水が海に放出された!)
はっきりしたことは、IOC総会とはこのウソとペテンがまかり通る場であるということだ。新自由主義の破綻が世界大恐慌を加速させる中、「オリンピック開催」自体が国際帝国主義の延命をかけた階級戦争そのものだということなのだ。東京と最後まで争ったのはイスタンブール(トルコ)とマドリード(スペイン)だった。いずれも国家財政破綻と国内階級支配の危機を抱えており、「オリンピック」誘致をテコに経済対策と階級支配の建て直しを図ろうと狙っていたのだ。
すでに安倍政権は、東京オリンピック開催による経済効果について「アベノミクス3本の矢(大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略)」に次ぐ「第4の矢」と公言し、東京を「五輪特区」に位置づけた。これは「雇用規制緩和」による雇用破壊と労働組合破壊=団結破壊を推し進めるとともに、全面的な民営化・外注化攻撃だ。竹中平蔵などは「特区で規制の岩盤を崩せ」とわめいている。東京五輪決定をもって始まったのは全面的な階級戦争だということだ。
ここで私たちは、幻の東京オリンピックと密接な関係にある江東区枝川地区について考えてみたい。東京オリンピックは1940年に開催を予定していた。政府は「皇紀2千6百年記念」の大イベントとして万国博覧会との同時開催を狙っていた。しかし1937年盧溝橋事件を契機に中国侵略戦争が拡大していく中で、世界中から日本批判があいついだ。そのためIOC会長が日帝を救済するために開催辞退を進め、結局、1938年7月の閣議で辞退が正式に決定された。
オリンピックは中止となったが、競技場や関連施設の予定地になっていた江東区塩崎・浜園地区に居住していた朝鮮人のバラックを一斉に撤去し移転させる計画はそのまま実行されていった。1941年、東京都は移転事業を開始し、移転先として枝川地区に「簡易住宅」を建て、朝鮮人を強制的に移住させた。
住宅とは名ばかりの玄関もトイレもない状態だった。当時の枝川地区は埋め立てたばかりの土地で、ゴミ捨て場として利用されており、焼却場と消毒施設以外何もない荒れ地だった。川に囲まれ、排水施設も十分でないため、雨が降れば浸水する劣悪な環境の中に強制移住させられた朝鮮人は230戸1000人にのぼった。枝川地区は戦後、東京都が一切の管理業務を放棄したため、住民たちが自力ですべての管理を行い、住環境を改善してきた。
今回の東京オリンピックに向けても湾岸地域にいくつもの関連施設が建設されようとしている。特に問題なのは東京湾の中央防波堤にある8000ベクレル/㎏以上の指定廃棄物置場一体が水上競技場やクロスカントリーコースの建設予定地になっていることだ。放射能汚染の瓦礫の上で開催される競技など誰が認めるであろうか。原発廃炉、反原発闘争の前進・拡大で東京オリンピックを阻止しよう。

(写真 9・14反原発・廃炉デモ)
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クルドッ子演劇

つらいけどあきらめないで

入管と闘って日本で生きていく!–4・14全国集会

クルディスタンというところは、元々ひとつだったのに、戦争でイラク、イラン、シリア、そしてトルコの4つの国にわけられてしまいました。クルド人はそれぞれの国でほんとうにツライ思いをしました。わたしたちはトルコで生まれたクルド人です。

【トルコ】
トルコ軍:お前のいとこがゲリラに なったそうだな? おまえもトル コにさからうつもりだな!?
A:ぼくはただの羊飼いです。ト  ルコにさからうつもりなどありま せん。家に帰してください。
トルコ軍:いとこの居場所を教え  ろ! 教えなければただではすま ないぞ。
A:いとことはもう何年も会ってい ません。どこにいるかなんて知ら   ない。関係ないんです。
トルコ軍:本当のことを言うまでは 家にかえさない。連れて行け!
部下1、2:わかりました。
(部下2人がAを連れて行く)
Aは何日も外にでることができませんでした。トルコ軍になぐられたり、けられたり、本当に苦しい思いをしました。その後もトルコ軍にたびたび呼び出されました。ガマンができなくなったAは日本へ逃げることになりました。

【日本】
入管:君はなんで日本に来たの?
A:何度も言ったとおりです。ぼく は難民です。
入管:ふーん、証拠は?
A:なにもかも捨てて、必死で逃げ てきたのです。証拠などもってく るヒマなんてなかったです。
入管:ねえ本当に難民なの? ウソ つく外人たくさんいるんだよね。
A:どうして信じてくれないんです か。ウソなんかついていません。
日本は平和でやさしい国だと思っていた。これではトルコとかわらない。くりかえし、くりかえしで、自分はいつしあわせになれるのだろう。

【入管】
職員1:お父さんは難民ではないと 判断したので収容します。
以上です、おかえりください。
妻:そんな。夫がいなかったら、私 たちどうやって生活すればいいん ですか?
子供:お父さんをかえせー!
職員1:あなたたちの生活はこっちが考えることではありません。
子供:お父さんをかえせ! お父さ んをかえせよー!
職員2:私たちは日本の安全を守る ためにやっているんです。
子供:お父さんはなにも悪いことし てないぞ。
このようにお父さんだけつかまって、家族バラバラにされることはとてもよくあることです。

【学校】
クラスに子供3人。
楽しそうにしてる。
外国の子:こんにちわ
日本の子1:は? なに言ってるの
かわかんなーい。
外国の子:
(トルコ語で)私も仲間にいれて
日本の子2:日本語しゃべれないの に、なんで日本の学校にはいって るの?
日本の子3:外人っておフロはいら ないのかな。くさーい。
外国の子:(トルコ語で)ねえ、私 何か悪いことした?
日本の子1:うざいよ、もうあっち 行こう!
(外国の子、ひとりになり下を向いている)
私はトルコの学校では、クルド語をしゃべると、たくさん先生にぶたれたりした。日本へきたら同じクラスの子にイジメられる。どうして私ばっかりつらい目にあうんだろう。
【店】
妻:すいません。仕事を探していま す。ここで働かせてください。
店員:え? あなた、ビザ持ってま す?
妻:私、難民です。ビザはありませ ん。
店員:じゃあ、ダメですよー。
妻:お父さん、収容されました。私 が働かないと家族が生活できませ ん。お願いします、何でもします。
店員:ごめんね。今、法律がキビし くって、あなたに仕事をさせると、 私が逮捕されちゃうの。
外国人が働くことはどんどんキビしくなっている。私たちはどうやって生きていけばいいのでしょうか?
【駅】
警察1:ちょっと君、止まって!
外国人:なんですか? 私、急いで いるんですけど。
警察1:あんたビザもってる? 身 分証見せて。
外国人:なんで見せなきゃいけない んですか? 私、ただ歩いていた だけじゃないですか?
警察2:見せなかったら捕まえる。外国人、連れて行かれる。
外国人はすぐ犯罪者あつかいをされる。どんなにマジメに生きても、どんなに一生懸命ガンバっても、わかってもらえない。
【回想】
難民:昨年の7月9日から法務省に よる在留カードがはじまった。ビ ザのない自分たちはすべてのID をとられてしまい、自分がだれな のか証明(しょうめい)するもの がない。仕事がない、病気になっ ても保険証もない。どう やって 生きていけばいいのか。
入管1:いやなら日本から出て行  け。
入管2:おまえら外国人はテロリス トだ、美しい日本を悪くする。
難民:ひどい!ぼくは難民です。テ ロリストなんかじゃない!
入管3:日本のルールを守れないな ら国に帰ればいいじゃないか。
難民:自分の国には帰れないんで  す。ぼくは日本で生きていくしか ないんです。
入管4:おまえたちがどんなにがん ばろうが、ムダだ。外国人をかな らず追い出してやる。
A:こんなやりかたひどすぎる。ぼ くはぜったいに負けない!!
【外】
A,B、C 署名、お願いしまーす。 署名、お願いしまーす。
B:もう、つかれたよ。
C:ビザもらうためにがんばらなき ゃダメだよ。
B:でも、だれももらってくれない。
A:いっぱいあつまったら、入管に だそう。そしてビザをもらおう。
みんな来る。
友人1:手伝うよ。
友人2:でも、署 名集めてビザとれるかなあ。
友人1:そんな甘くないよね。
C:でも、がんばってみるよ。
A:うん、あきらめないよ。
みんな:署名、お願いしまーす 署 名お願いしまーす
【入管】
C:今から署名をだしてくるね。
みんな:(拍手)
友人1:どれくらい集まったの?
C:1万3千だよ
みんな:すごーい
友人:がんばったね。
A:(中央に立ち)これから入管に ビザのおねがいにいってきます。 ダメだったらツラいけど、あきら めたりはしません。何度でも、何 度でも、ぼくはがんばります。み なさん応援してください。よろし くおねがいします。

(写真 トルコ軍につかまり尋問される)
(写真 クルドの民族楽器で伴奏、クルドの歌で子どもたちの劇をバックアップ!)
(写真 みんなで署名集め。つらいけどあきらめないよ!)
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入管動向(6月~9月)

◆6月25日 マレーシア訪日観光客、7月1日からビザ免除へ。政府は6月25日、東南アジアからの観光客に対するビザの発給要件緩和を7月1日から開始すると発表。マレーシア、タイ観光客はビザ取得免除。緩和措置は、日本・東南アジア諸国連合(ASEAN)友好協力40周年を契機として行われる。
◆7月5日 在日外国人が4年連続で減少、中国人は増加。日本の外国人登録者数は2012年末に203万3656人となり、前年同期に比べて2・2%減少。最多は中国人の67万5328人。日本国籍取得者や不法滞在者を含めれば、中国系の人は82万人を超えるとみられる。
◆7月8日 法務省は、「不法」滞在のフィリピン人75人を、チャーター機を使って6日に強制送還したと発表した。今年度予算ではマニラと北京にそれぞれ100人ずつ送還するための3000万円が確保されており、この「数値目標」に沿って送還した形だ。
◆7月25日 フィリピン入国管理局(BI)は、日本など151カ国・地域からの来訪者を対象とする査証(ビザ)不要の最長滞在期間について、8月1日付で現行の21日から30日に延長すると発表。
◆7月27日 政府は来年度に導入を予定していた出入国審査における顔認証システムについて、精度が低く導入をとりやめた。
◆8月10日 政府が新しい「外国人永住権」を検討中。永住権の取得には通常10年の在留歴が必要だが、政府は昨年5月、大学教授や技術者、経営者ら、年収・技能が一定以上の水準にある在留外国人について、申請に必要な在留歴を5年に短縮する「高度人材ポイント制度」を始めた。ところが、認定者数は目標を大幅に下回った。政府は秋までに結論を出し、来年の通常国会に出入国管理法の改正案として提出する予定だとしている。
◆8月18日 人を脅し、だまし、暴力で支配下に置いて搾取する人身取引が、全国で横行している。日本は国内外で「人身取引の受け入れ大国」とも批判されている。◆8月22日 横浜市鶴見区の大黒ふ頭で2011年、5人が密入国した集団密航事件で、県警と横浜海上保安部は、中国籍の内装工の容疑者(37)を逮捕。神奈川県警外事課によると、同事件での逮捕者は9人目。集団密航者は中国でブローカーに密入国の手数料として150万~250万円ほど支払っていたという。
◆8月27日 在留カード偽造組織を初摘発、中国人の男に逮捕状。「在留カード」の偽造カードを提供したとして、警視庁組織犯罪対策1課は、中国籍の容疑者(22)の逮捕状を取った。本人はすでに5月に出国。今年1月以降、1枚約4万円で300枚以上を販売していたとみて組織の全容解明を進める。在留カードの偽造組織の摘発は全国で初めて。
◆8月29日 妊娠を理由に帰国を迫られ「流産」した元実習生が勝訴。外国人技能実習生として働いていた中国人女性が強制帰国を迫られたとして、会社と受け入れ団体に解雇無効等を求めた訴訟で、富山地裁は女性側勝訴の判決。8月に確定。
◆9月6日 日米の指紋情報をテロ対策として相互に共有化するため、来年の通常国会で法案化。日本には1千万人分の指紋情報が蓄積されているとしている。
◆9月6日 中国で美容整形の普及に伴い、中国を代表する美人女優ファン・ビンビンのそっくりさんが急増。出入国検査が大混乱している。
◆9月7日 IOC総会で東京オリンピックの2020年開催が決定。
◆9月10日 東京で「テロを許さない町作り」イベント。テロが起きない街にしようと、警視庁がテロ対策を紹介するイベントを警視庁が開いた。
◆9月27日 ミャンマーから第三国定住の4家族18人が入国。80日間の研修の後、一般生活に入る。
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インフォメーション

■「戦略特区」で解雇自由、消費税は8%に、年金は2・5%の減額、労働者人民の命と生活をどこまで破壊しようというのか。安倍首相─自民党政権へ怒りはさらに高まる。労働者人民の存在を一顧だにしない安倍首相は万死に値する。
■チャーター機による強制送還、予算ではあと1回、北京便が予定されている。1500万円で100人の命をもてあそぶ新自由主義に死を。
■難民を含む仮放免者の生活はますます厳しくなっている。在留カードで仕事を奪われ、生きていけない人たちがますます増えている。「生きさせろ!」と一緒に声を上げよう。
■全国実行委員会は毎月第3土曜日夜6時から開催しています。どなたでも参加できます。在日・滞日外国人とともに生きていくために、全国実で論議を重ね、行動しましょう。
■今年も11月労働者集会で世界の労働者とひとつになりましょう。労働者はひとつだ!

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