東京入管包囲デモをやります!
10・21国際反戦デー
ご参加を!
2020.10.10
外登法・入管法と民族差別を撃つ全国実行委員会
コロナ下で開催した9月の東西入管集会は、多くの皆さんのご参加で成功裏に勝ち取ることができました。「牛久入管で何が起きているのか」と題する田中喜美子さんの講演を軸に勝ち取った9月13日の全国交流集会、東大阪市による民族教育への攻撃を民族講師を先頭とする教育労働者の闘いで跳ね返すなど、在日朝鮮人との共同の闘いと踏み出した20日の関西交流集会は、今後の闘いの展望を開くものとなりました。あらためて感謝するとともに、入管闘争へのさらなる取り組みをよろしくお願いします。
さて、安倍政権を引き継ぐと公言する菅政権は、難民認定率0・4%という「難民鎖国」日本で「退去強制拒否罪」、「仮放免逃亡罪」を新設し、さらなる強権化で難民申請者・仮放免者を一掃しようという入管法改悪を狙っています。その中身を9月23日、読売新聞が「滞留外国人 社会生活容認」「人道配慮『準難民』新設」という見出しで報じました。「人道配慮」とあると良いことみたいですが、これは入管と読売新聞のだましのテクニックです。何が「社会生活容認」か! 入管が認めなくても、みんなたくましく社会生活をしています。この難民申請者と仮放免者を厳罰で排除しようと狙う入管法改悪は、彼らの命を奪おうという凶暴な攻撃です。絶対に阻止しなければなりません。改憲・戦争を阻止する闘いの一環として共に闘いましょう。
東京入管では、この夏、被収容者がコロナに感染するという最悪の事態に至りました。しかし、感染ルートもわからないまま、仮放免が許可されない被収容者たちが、今も施設内に取り残され、日々、長期収容が更新されています。「私たちは動物ではない、人間だ!」と叫ぶ声が聞こえます。収容されている外国人たちに、共に怒り、共に闘う労働者の声を届けましょう。10・21国際反戦デーに東京入管包囲デモで被収容者を激励し、東京入管を怒りの声で包囲しましょう!
10月21日(水)午後3時 品川北ふ頭公園集合 →東京入管2周デモ
JR品川駅港南口から都営バス「品99系統」で港南大橋東詰下車、向かい側http://seaside-park.jp/otherpark/#otherP01